【動物看護師コラム】避妊・去勢した後から太ってきた!?避妊去勢後のフードについて

このコラムを読んで頂いている方は、はじめましてですね!

5年ぶりに動物看護師の仕事に戻った細井です。
5年も離れていると忘れていることが多く、以前とは知識が違っていたり初めて知ることもあって毎日奮闘しています。
受付や診察室でドタバタしていたらどうか温かい目で見てやってください🙇‍♀️

日々飼い主さまからたくさんの質問をいただくのですが、その中でも今回は『避妊去勢後のフード』についてお話しようと思います。

避妊・去勢するまでは、ペットショップさんで勧められたパピー用のフードやスーパーなどで売っている市販の子犬用のフードなどをあげている方が多いと思います。

ですが!

そのフードを避妊去勢の手術をした後も食べ続けていると肥満になってしまい、将来、糖尿病や関節炎などになるリスクが上昇します!
(わんちゃん、ねこちゃんも肥満は万病の元です)

どうして太ってしまうのでしょうか?
簡単に説明しますと、避妊・去勢手術をするとホルモンバランスが変化するため、エネルギー代謝や行動が変化します。

そのため、手術後の必要カロリーは手術前と比べて30%減少しますが、逆に食欲は20%も増加します。

なので今までと同じフードを同じ量あげているとみるみるうちに肥満体型となってしまうのです。 

『じゃあ、量を減らせばいいんでしょう?』        

もちろん同じフードでも量を減らしてあげていれば太らないですが、フードによってはとても少なくなるのですぐにお腹が空いてしまったり、1日に必要な栄養素を得ることが出来なくなります。

そこで当院では避妊・去勢した子用のフードをオススメしています!

栄養バランスが整った総合栄養食で、成犬・成猫の時期にリスクの高い疾患に配慮したフードとなっているので、

①理想的な体重管理のために満腹感が得やすくなっている
②下部尿路疾患の健康維持に配慮されている
③消化器症状の健康維持に配慮されている(犬用のみ)
④歯の健康維持のための成分が配合されている(犬用のみ)

という特徴があります。

一度太ってしまうとなかなかダイエットするのは難しいです。
なるべく太らないようにしっかり体重管理をしてあげましょう。
※犬種・猫種にもよりますが、大体1歳くらいの時の体重を維持するのが良いでしょう!

まず、避妊・去勢の手術が終わった子にサンプルをお渡ししているので、おいしく食べてくれたら継続してみてくださいね。

「このフードはこの子に合っている?」「このフードは1日どれくらい与えればいいの?」など、わからないことがあればなんでも気軽にご相談ください。