【動物看護師執筆】猫ちゃんとのストレスフリーな暮らしのためにできること

新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、おうちで過ごす時間が長くなってきていますね。

大好きな飼い主さんがおうちに居てくれることは嬉しいことかもしれませんが、
もしかしたらストレスの原因になっていることもあるかもしれません。

1つ前の【獣医師解説】猫ちゃんの飼い主さんに知っておいてほしいことでお話した通り、
ストレスは病気の原因にもなります。
もし今までの生活の中でストレスの原因になっていることがあれば
今こそが改善するチャンスだと思います。

そこで今回は、猫ちゃんにとってのベストな環境づくりについてまとめてみたので、是非参考にしてみてくださいね。

快適なお部屋づくり

①     外の様子が観察できる場所・日向ぼっこできる場所があること

猫ちゃんが日向ぼっこをしてリラックスしているところをよく見かけませんか?
猫ちゃんの心身の健康維持のためにも、日光の当たるところは必要です。

②     上下運動可能な家具配置であること キャットタワーがあると◎

猫ちゃんは本能的に高いところを好みます。
その本能を満たしてあげられるような高い家具やキャットタワーがあると良いです。
高いところがない部屋に住んでいる猫ちゃんは特発性膀胱炎の発生リスクが4倍以上あるという報告があります。

③     隠れられるスペースがあること

よく段ボールや箱に入った猫ちゃんを見かけませんか?
猫ちゃんにとってはそのようなところがが安心できる・くつろげる場所なのです。
ゆっくりとくつろぐことのできる場所はねこちゃんにとっても、私たち人間にとっても必須ですよね。
また、安心できる場所=キャリーケースの中と覚えさせておくと、
動物病院への移動の際や緊急時の移動の際に慌てなくて済みます。

④     整理整頓がされていること

猫ちゃんに食べてほしくないもの・食べてはいけないものは床や手の届く場所には置かないようにしましょう。
特にヒモ状のものや小さくて飲み込んでしまうものなどは誤食の原因になりやすいですので、注意が必要です。

⑤     水飲み場

お水をのむお皿は猫の数+1個用意しましょう。
本能的に猫ちゃんは綺麗な水飲み場を探すと言われています。
お水の交換もこまめに行いましょう。

そして、お水はフードから離れた位置に置くと良いと言われています。
(ちなみに私の家の猫たちはよくお風呂場の桶に貯めている水をよく飲みます)

 

快適なトイレ

①     トイレの数は猫の数+1

猫は非常に綺麗好きな動物なので、トイレが汚いままだと我慢してしまい、膀胱炎になることがあります。
綺麗なトイレを選んで排泄できるように、猫の数+1で設置しておきましょう。
また大きさは猫ちゃんより一回り大きいものが良いと言われています。

②     こまめに掃除をする

1日2回は掃除をし、週に1回は猫砂を全交換します。
月に1回はトイレごと丸洗いをして、日光消毒をしましょう。

快適な遊び

猫は本来、狩りをして生きていました。
ハンターとしての本能はペットになった今でも残っているので
おうちの中でハンターの本能を満たしてあげる必要があります。

瞬発力はあるものの、体力はそれほどないので1日15分くらいがベストと言われています。

ハンターの本能を満たしてあげるおもちゃを使って遊びましょう。

耐久性・安全性が高いおもちゃがおすすめです。
猫じゃらし、転がして遊べる大きさのボール、トンネル、電動のおもちゃなど

フードを小さめのペットボトルに穴を開けたものなどに入れて、遊びながら少しずつ食べてもらうのも
遊び&食べすぎを抑えるのにおすすめです。

紐や、ドラッグストアなどでもよく販売されている、小さいネズミのおもちゃなどは
誤って飲み込んでしまう事故がよく起こります。
消化管に詰まってしまうと手術で取り除かなければいけなくなってしまうので、
これらは与えないほうがいいでしょう。

 

☆シニア猫さんの遊び

7歳以降になると猫ちゃんもシニア入り。
なかなか遊んでくれない猫ちゃんも多いのではないでしょうか。

我が家のシニア猫たちは、ダンボールに穴をあけて猫じゃらしを出し入れすると目を真っ黒にして飛びついてきます。
小さいボールをコロコロ転がして遊んだりもします。
シニア猫ちゃんがのんびり遊べるように工夫しましょう。

 

いかがでしたか?
猫ちゃんと私たちがお互いに快適にストレスフリーで過ごせるように、
おうちの環境を見直してみましょう♪