冬から始めるフィラリア・ノミダニ予防

先日の大雪は本当に大変でしたね・・・😭
当院にも「いつも食べてるフードが買いに行けなくなってしまって・・・」という方が大勢いらっしゃいました。
人間の食料もスーパーの棚が空っぽで、普段からある程度の備蓄が必要だなと改めて感じさせられました。

コロナに関しては福井はまだそこまでではありませんが、お隣の岐阜県で緊急事態宣言が出されるなど、すぐそこまで迫っているように感じてしまいますね。
当院では患者様に安心してご来院いただけるよう、感染拡大防止のための消毒等をしっかり行なっております。

季節はこれから春に変わっていきます。

わんちゃんの飼い主様にとって春といえば、フィラリアや狂犬病予防接種など予防のシーズンですね。
4〜5月はどこの動物病院も1番混み合う時期です。

当院では昨年の春より、お昼の時間帯に予防関係の診察のみご予約を受け付けておりますので、ぜひそちらをご利用ください。
【お知らせ】感染拡大防止のため一部予約診療を開始します

さらに今年は『冬から始めるフィラリア・ノミダニ予防』をお勧めしています。
「え?冬だから予防必要ないでしょ?」という飼い主様も多いと思います。

今回は冬から予防を始めることのメリットをお伝えしたいと思います。

冬から予防を始めるメリットは?

まず一つは冬が1番動物病院が空いている時期であるということです。

そのため春に比べて

・受診までの待ち時間が少なくなる

・待合室が密になりにくい

・他に気になることがあってもじっくり相談できる

などのメリットがあります。

コロナやインフルエンザなどの感染症が気になる今だからこそ、混んでいる時期の受診はなるべく避けたい方が多いと思います。
そのような方には今の季節がぴったりです。

そしてもう一つは、冬だからといってフィラリアやノミ・マダニが寄生する可能性は0ではないということです。

アメリカ犬糸状虫学会(犬糸状虫=フィラリアです)の定めるフィラリア予防のガイドラインでは、通年予防が推奨されています。
日本では気温からフィラリアの感染を予測するHDUという計算式(この計算はやや複雑なので、詳しく知りたい方はこちらをお読みください)に基づき、地域によって異なりますがおおよそ4月〜12月が予防の期間とされています。

は気温が約15度になると活動をすることが知られています。
近年では暖冬や温暖な室内環境の影響で、蚊は冬にも活動することができるようになっています。

HDUもあくまで予測であり、年々フィラリア感染開始日の最早日が更新されています。
確実にフィラリアを予防するためにも、日本でも通年予防という考え方が広まりつつあります。

ノミ・マダニについても同様です。

ノミは気温が13度以上になると繁殖を開始すると言われています。
暖かい冬の室内、わんちゃんや猫ちゃんの体表や毛布、絨毯などは恰好の繁殖場となってしまいます。

マダニについても、15度以上で活動が活発になると言われています。
マダニによる感染症「SFTS(重症熱性血小板減少症)」の国内での発生状況をみると、やはり4月〜10月の発生が多い傾向がありますが、11月から3月にも発生しています。そしてその数は年々増加しています。
マダニは冬でも吸血する機会をうかがっているのです。

実際に先月当院に来た患者さんでも、ノミ・マダニの寄生が確認されました。

デメリットは?

予防薬を投与する回数が増えるので、その分費用がかかるというデメリットがあります。

そのため当院では1シーズン分のフィラリア・ノミダニ予防薬をまとめてご購入の方には1ヶ月分無料にさせていただくキャンペーンと、
同時に健康診断を受けていただくと割引になるキャンペーンを行っておりますので、ぜひお得な期間内(3月末まで)に受診してくださいね。

詳細は当院までお問い合わせください。

福井でもフィラリアって感染するの?

予防薬の普及により全体的な感染数は減ってきているものの、福井でも感染します。
当院は開院してまだ2年目ですが、すでに3件ほどフィラリア感染犬が来院されています。福井市内の猫ちゃんでもフィラリア感染が報告されています。

感染犬や猫がいるということは、その血を吸った蚊が他の動物へ感染させてしまうということです。

一度フィラリアに感染してしまうと根本的な治療法はなく、生涯にわたり心臓や肺、腎臓などにダメージが残るため、そのケアには多額の費用がかかります。
予防できる病気はしっかり予防することが1番です。

まとめ

待合室での密を避けるため、そして動物たちを寄生虫から確実に守るために、冬から始める予防をおすすめします。

3月末までに予防薬をまとめてご購入いただくと、予防薬・健康診断の費用を抑えられるキャンペーンも実施しておりますので、詳しくは当院までお問い合わせください。